ソフトバンク・小久保監督「もう一度、つくり直す段階」ローテ再編へ 8失点の大関友久は2軍で再調整

[ 2026年5月7日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2─10西武 ( 2026年5月6日    ベルーナドーム )

<西・ソ(9)>5回8失点で3敗目を喫した大関(右)(撮影・篠原 岳夫)
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 ソフトバンクは6日、西武に2―10で大敗した。先発の大関友久投手(28)が自己ワーストに並ぶ8失点と乱調。2軍再調整を命じられ、開幕ローテーションに名を連ねた6投手のうち3人がファームで再調整する事態となった。3試合で計24失点して西武に14年ぶりの3カード連続の負け越し。小久保裕紀監督(54)は先発ローテーションの再建に本腰を入れると明言した。

 序盤で試合が壊れるパターンがまた繰り返された。先発・大関が自身初の2桁となる12安打を浴び、自己ワーストタイ8失点。3連敗となり、試合後に無期限の2軍再調整を告げられた左腕は「技術不足です。結果的に直球にこだわり過ぎていた。早い段階で切り替えられなかったし判断不足。もう一度、整理しないと」と淡々と話した。

 2回に1死から連続二塁打で先制され、さらに2本の適時打を許す。満塁で迎えた渡部には甘く入った直球を左翼席に運ばれ、その後も勢いを止められなかった。今季6試合目の登板で初めて渡辺とバッテリーを組み、「直球で攻めていこうと考えていた」が裏目に出た。

 昨季、最高勝率のタイトルを獲得した大関だが、今季6試合に登板して防御率5・73と本調子から遠い。小久保監督は「自分で分かっていると思うので良くしていけるように上げていけるようにしてくれ」と左腕に伝え奮起を促した。

 4日のカード初戦では徐若熙(シュー・ルオシー)が4回7失点KOされ、計10失点で大敗。同一カードで2桁失点2度は18年7月の日本ハム戦以来8年ぶり。また、西武に14年ぶりの3カード連続の負け越しを喫することになった。

 小久保監督は先発ローテーションの再建を進める。徐若熙、スチュワートも2軍調整中で、指揮官は「開幕ローテ6人のうち3人がいない。もう一度、つくり直す段階ですね」と語った。キューバ代表として出場したWBC後の調整が遅れているモイネロは復調途上だが、前田純、東浜、育成では最速156キロ右腕・藤原、WBCメキシコ代表のアルメンタが候補として挙がる。指揮官は「その分、入ってくる選手にはチャンス」と救世主の出現を願った。

 大敗で首位・オリックスとのゲーム差は今季最大3・5に拡大したが、昨年もシーズン序盤のBクラス低迷から立て直した。リーグ3連覇へ、チーム力を結集して今季最初の正念場を乗り越える。 (井上 満夫)

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