中日・井上監督「これがいい転機になってほしい」 連敗止めた村松のサヨナラ弾を思わぬ形で「アシスト」

[ 2026年4月24日 22:36 ]

セ・リーグ   中日6―4ヤクルト ( 2026年4月24日    バンテリンD )

<中・ヤ(4)>9回、サヨナラ3ランを放った村松(手前)と抱擁する井上監督(撮影・椎名 航)
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 ベンチも、スタンドも、この歓喜を忘れかけていた。1点を追う9回1死二、三塁。中日・村松の一撃が今季新設された右翼ホームランウイングに飛び込む。連敗を「6」で止めるドラマチック弾。今季初のサヨナラ勝ち、そして逆転勝ちに、だれもが狂喜乱舞した。

 試合後のインタビュールーム。グラウンドの喧噪を耳にしながら、井上一樹監督は興奮を抑えるように口を開いた。

 「これだけ(選手が)騒いでますから、(勝利に)飢えていたのは間違いない。これがいい転機になってほしい」

 想定外の開幕5連敗でスタートしたシーズン。借金が13と膨らみ、単独最下位の現状に、なりふり構わぬ姿勢を見せた。全体練習前のバンテリンドーム。早出の村松は、グラウンドに塩をまく首脳陣の姿を認めた。必死な思いは選手も、監督コーチも変わらない。背番号5も、井上監督から体に塩を振ってもらい、白星へ導く1本を放った。

 「村松がホントによく決めてくれました。あいつもルーティンで、いつも早く球場に来て、ランニングとかいろんな努力をしているのは知ってますし、その時に会話したことを思い出したので、(ベンチへ帰ってきた時に)話をしました」

 もちろん、験担ぎだけで勝てるほど、勝負の世界は甘くない。日頃積み重ねた努力が実を結んだトンネル脱出だった。

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