大谷翔平 今後の投手専念は「監督が決めること」 チームの一員強調「全体にとって一番良い方向がある」

[ 2026年4月23日 13:43 ]

ナ・リーグ   ドジャース0―3ジャイアンツ ( 2026年4月22日    サンフランシスコ )

<ジャイアンツ・ドジャース>6回、シュミットを三振にしとめ雄叫びを上げる大谷(撮影・沢田 明徳)
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 ドジャース大谷翔平投手(31)が22日(日本時間23日)、敵地でのジャイアンツ戦に「1番・投手兼DH」で出場。6回5安打無失点、7奪三振と完璧な投球を披露した。打線の援護に恵まれず、今季3勝目はならなかったが、チームが勝つ確率を高める完璧な投球内容だった。。

 初回からエンジンは全開だった。先頭のアダメスを外角98.9マイル(約159.1キロ)直球で見逃し三振に仕留めると、次打者・アラエスには左前打を許したが、3番・チャプマンをスイーパーで空振り三振。2死一塁からディバースに中前打を許し、得点圏に走者を背負うも、5番・シュミットをスイーパーで空振り三振に仕留めた。2安打を浴び、21球を要したが、アウトは全て三振で奪う最高の立ち上がりとなった。

 2回から3イニング連続で3者凡退。球数も5回を終えて、68球と抜群のリズムで危なげなく回を重ねた。0―0の6回、2死から二塁内野安打と一塁線を破る二塁打を許し、二、三塁とこの試合初めて三塁に走者を送った。勝敗の分岐点で、大谷は全力で腕を振った。シュミットを外角スイーパーで空振り三振に仕留めると右拳を握り、力強くガッツポーズを繰り出した。

 直球の最速は100.6マイル(約161.9キロ)を計測。100マイル超の直球は7球を数えた。威力あふれる直球を軸に、スイーパー、スプリット、カーブを効果的に配球し、相手打線に最後まで的を絞らせなかった。

 前回登板の15日(日本時間16日)メッツ戦では、登板2日前の死球の影響で打者としては出場せず、エンゼルス時代の21年5月28日以来、5年ぶりに投手に専念した。5回に今季初の自責点を記録も、日本の先発投手最長となる32回2/3連続自責点0をマーク。6回2安打1失点、今季最多10奪三振で2勝目を挙げた。試合前、ロバーツ監督は負担軽減のため、登板日は打者として出場させない選択肢も示唆していた。

 大谷は選択肢について「監督が決めることなので」としたうえで「準備だけはしっかりしたいですし、長いシーズンなので、そこで他の人がDHに入って、感じをつかむのもまた一つの戦略だと思います」と話す。「必ずしも投げる時にそのまま出続けるわけでない。チーム全体にとって一番良い方向ってのがあると思うので、それを決めるのは、僕の仕事ではない。毎試合いくつもりではありますし、ピッチングに集中してほしいと言われれば、その時はピッチングに集中したいなと思います」とチームの一員であることを強調した。

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