日本ハム鶴岡 野球教室で子どもたちと交流 少年時代は自身も「ドカベン」香川さんに感激

[ 2018年12月16日 15:04 ]

パーソル野球教室で講師を務めた鶴岡。左は市川アカデミーコーチ(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムの鶴岡慎也捕手(37)が16日、札幌市内の室内練習場で行われた野球教室に参加。同市内から集まった4チーム、41人の少年少女らと交流した。

 午前10時、鶴岡が室内練習場に登場すると、子どもたちは目を輝かせた。キャッチボールでは「踏み出す足は、投げる方向に真っ直ぐに踏み出すこと」や「腕を横に振っている子が多い。真っ直ぐにタテに振ること」などとアドバイスも送った。自身も鹿児島での小学生時代に南海などで活躍した「ドカベン」こと香川伸行さん(14年9月に死去)の野球教室に参加し、感激したことを鮮明に覚えており「自分も少しでも(子どもたちに)いい影響を与えられたらいい」と笑顔。約3時間、精力的に動き回った。

 今季は5年ぶりにソフトバンクから古巣に復帰。堅実な守備と勝負強い打撃は健在でチーム捕手では最多の101試合に出場した。来季からバッテリーコーチ兼任となるが、まだまだ若手にレギュラーを譲るつもりはなく「(若手には)簡単には試合に出れない、ということを教えたい。それが僕にできて、他のコーチにはできないコーチングだと思う」と表情を引き締めた。

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2018年12月16日のニュース