連覇狙う法大が練習納め 中山後継4番候補に横浜高出身の2年生・村田が急浮上

[ 2018年12月16日 16:57 ]

主将として連覇宣言した福田(右)と4番候補の村田
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 東京六大学野球秋季リーグ戦を制した法大が16日、年内最後の練習を行った。

 ヤクルトにドラフト2位で指名された中山が抜け、空席となっている4番について青木久典監督は「村田の調子が良い。4番候補になりますね。楽しみだししっかり育てたい」と、横浜高でも4番を務めた左の強打者・村田雄大外野手(2年)に後継候補として期待を寄せた。

 村田は3年春から横浜の4番を務め、3年夏に甲子園出場。寺島(現ヤクルト)らを擁した履正社などと対戦し、高校通算12発を放った。大学では1年春の東大戦でベンチ入りも出場はならず。以降はスタンドでの応援が続いた。中山以外にも3番・向山、5番・中村浩とクリーンアップが全員卒業するだけに大チャンスの今年。新チーム発足後、野球教室でのロングティーでセンターバックスクリーンに豪快に放り込み、青木監督の目にとまった。

 「3年生になって上級生にもなるし、やらなきゃいけないという気は満々です」。指揮官に左手の使い方を教わりながら意識したところ「今まで長打は引っ張りばかりだったが秋からはセンターから左中間にも大きいのが出るようになった」という。

 中山と練習する機会も多く「中山さんも監督の教えを忠実にやっていた。僕も中山さんみたいになりたい。期待に応えたいし、地道に、根気強く練習していきます」と開幕4番奪取を誓っていた。

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2018年12月16日のニュース