NPBスピードアップ賞に西武・多和田ら チーム表彰で巨人が3年連続

[ 2018年11月28日 11:35 ]

スピードアップ賞を受賞した西武・多和田(左)、中日・京田、ロッテ・藤岡
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 日本野球機構(NPB)は28日、ファンに魅力的な試合を提供するため試合のスピードアップに貢献した選手、チームを表彰する「スピードアップ賞」表彰式を都内で行った。

 今年度個人表彰はパ・リーグ投手が西武・多和田真三郎(25)、同打者がロッテ・藤岡裕大内野手(25)、セ・リーグ投手がDeNA三上朋也(29)、同打者が京田陽太内野手(24)に決まった。またチーム表彰はセが3年連続で巨人、パはオリックスとなった。

 2年連続受賞者として特別表彰(賞金100万円)された京田は「来年はチームとしてスピーディーな試合を心掛けて、表彰されたい」と笑顔で話した。

 <表彰基準>

(1)投手部門=無走者時の平均投球間隔が最も短かった投手(先発120投球回、救援50投球回以上)。多和田は11・1秒、三上は10・4秒だった。

※投球間隔=無走者時の同一打席内で、投手がボールを受け取った時から次の投球をリリースした時までの秒数。

(2)打者部門=無走者時の相手投手の平均投球間隔が最も短かった打者(規定打席以上)。藤岡は12・0秒、京田は11・4秒だった。

(3)チーム=1試合平均時間。オリックスは3時間6分、巨人は3時間9分だった。

 <表彰者一言>

 ▼西武多和田 来年もテンポ良く投げて野球の魅力を伝えていきたい。

 ▼ロッテ藤岡 来年もスピーディーな試合でファンを心地よくさせたい。

 ▼DeNA三上 自分のスタイルであるテンポの良さを来年も続けたい。

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2018年11月28日のニュース