金足農ナイン 県民栄誉賞顕賞式に参加 吉田「自分達の結果を越えて」と後輩にエール

[ 2018年11月28日 18:10 ]

<金足農高・秋田県民栄誉賞授与式>質問コーナーで吉田(右)は笑顔で応じる(撮影・荻原 浩人)
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 28日、今夏甲子園で秋田県勢103年ぶりの準優勝を果たした金足農野球部が秋田市文化会館で秋田県県民栄誉賞顕賞式に参加した。倍率約13倍の抽選で招待された県民ら約1000人は大きな拍手と歓声で出迎えた。

 式では、ナインへのメダルと記念品の贈呈の他に、中学生からの質問コーナーや、一般参加者と共に金足農校歌の斉唱、といった項目も設けられた。質問コーナーで「秋田県大会と甲子園を通じて一番変わったことは」と質問された日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手は「大会では、日替わりでヒーローが生まれたのでみんな目立ちたいという思いがあった。自分が決めてやるという思いが成長した」と回答。他のナインも質問に答える度に拍手が起こり、和やかなムードで式は進んだ。

 式の最後に吉田は「後輩達には自分達の結果を越えて欲しい。自分も後輩達に負けないように北海道から熱いニュースを届けたいです」と宣言。客席からは「頑張れ」とエールが飛んだ。

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