葛藤あったけど…巨人・菅野 背番号18決断の理由「皆が僕に付けて欲しいと」

[ 2018年11月28日 05:30 ]

NPB AWARDS 2018 supported by リポビタンD ( 2018年11月27日 )

杉下茂氏(右)から最多奪三振投手賞を受け取る菅野(撮影・木村 揚輔)
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 巨人・菅野がへんとうの摘出手術後、初めて公の場に姿を現した。来季から背番号を18に変更する右腕は「(今季まで付けた)19に愛着もあるし、いろいろな葛藤があった。でも何よりも皆が僕に付けて欲しいと背中を押してくれた」と決断の理由を明かした。

 今季は28試合に登板し、15勝8敗、防御率2・14。10完投、200奪三振など全項目をクリアし、文句なしで2年連続沢村賞に輝いた。圧倒的な成績を残してもなおゴールは先にある。「まだまだ上を目指せると思うので来年は全項目に加えて20勝を目標に頑張ります」と宣言した。 

 原監督から来季の開幕投手に指名された。「もちろん開幕はマウンドに上がるつもりでいた。早い段階で指名してくれるのはうれしい。まずはそこに照準を定めてやっていく」と気合い十分。CSでのノーヒットノーラン、2年連続の3戦連続完封など数々の記録を打ち立てたエースはさらなる高みを目指す。「(18番は)誰もが背負えるものではないと思う。巨人の18番といったら菅野と言ってもらえるような活躍をしたい」。来季も自己記録を更新する菅野が見られそうだ。(岡村 幸治)

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2018年11月28日のニュース