身長低くても…新人王のDeNA東 支えとなった筒香の言葉

[ 2018年11月28日 10:47 ]

NPB AWARDS 2018 supported by リポビタンD ( 2018年11月27日 )

新人王を獲得し笑顔で握手する東(左)と田中和(撮影・木村 揚輔)
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 DeNA・東は有効294票中、290票とほぼ満票に近い形で球団では15年山崎以来の新人王に輝いた。チームトップ11勝を挙げ、防御率2・45もリーグ2位だった。

 「この活躍を続けないと意味がない。来年は2年連続2桁勝利と2年連続規定投球回を目標にチームの柱になれるように」。球団では54年の権藤正利、57年秋山登、65年の高橋重行に続き、54年ぶり4人目となる新人王からの2年連続2桁勝利&規定投球回到達を目標に掲げた。

 シーズン中支えとなったのは筒香の「おまえは考えながら野球をやっている」という言葉だったという。「打者が何を狙っているか。感じ取り捕手にしっかり伝えたり。イメージですかね」と東。身長1メートル70ながら、切れる直球とチェンジアップ、そして考える野球で勝ち抜いてきた。「ヤクルトの石川さん(1メートル67)のように、小さい身長でも長く活躍できるようになりたい」。2年目のジンクスを打破し、小さな巨人として息の長い活躍を誓った。 (後藤 茂樹)

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2018年11月28日のニュース