メジャー挑戦は?MVP級活躍のギータ「どうなるか…。分かんないっす」

[ 2018年11月16日 10:40 ]

日米野球第6戦   侍ジャパン4―1MLB選抜 ( 2018年11月15日    ナゴヤD )

<MLB選抜・侍ジャパン>最終戦を終え、前田(左)と健闘を称え合う柳田   (撮影・成瀬 徹)   
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 8回1死。侍ジャパン・柳田は日米野球最後の打席を左前打で締めた。「楽しかった。(ソトから)バットも頂いた。いいことだらけだった」。強烈なインパクトを残したMVP級の活躍。日本シリーズなどの激闘で疲労も残る中、大舞台を全身で楽しんだ。

 第1戦では日米野球史上初の逆転サヨナラ弾。第2戦でも2試合連続アーチを放ち、そのパワーでメジャー軍団を驚かせた。MLB選抜のブレント・ストロム投手コーチは「スーツケースに入れて帰りたい」と話したほど。将来のメジャー移籍。柳田本人は「分かんないっす」と語るにとどめたが、アスリートの本能はうずいただろう。

 「五輪に向けて、僕はまだまだやと思う。アピールしていかないと」。東京五輪が開催される20年に3年契約が切れる。その先の未来で「世界のギータ」が旋風を巻き起こしているかもしれない。 (鈴木 勝巳)

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