ロッテ井口監督 FA丸釣り上げる “切り札”に監督など幹部手形用意

[ 2018年11月16日 05:52 ]

キンメダイを手に笑顔のロッテ・井口監督       
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 フリーエージェント(FA)権を行使した選手との交渉が15日に解禁され、ロッテの林信平球団本部長(57)は広島・丸佳浩外野手(29)の代理人に獲得の意向を伝えたことを明かした。交渉は20日以降になる見込み。同席する予定の井口資仁監督(43)は丸に改めてラブコールを送り、地元・千葉出身のスラッガー獲得に全力を尽くす。

 初日から動いた。鴨川秋季キャンプを視察した林球団本部長は交渉解禁日を待っていたかのように、キャンプ地から電話で丸の代理人へコンタクトした。

 「正式に獲得の意思を伝えました。チーム状況を考えれば、うってつけの選手。井口監督のような役割を果たしてくれると思う」

 用意した4年総額20億円の条件は、同じく丸の獲得を狙う巨人(5〜6年、総額25億円超)には見劣りするが、「ポスト井口」が口説き文句だ。09年にメジャーから国内復帰し、チームの精神的支柱として活躍。今季から監督に就任した指揮官に例え、監督など幹部手形も切り札にする。

 直接出馬する井口監督も再度、熱いラブコールを送った。「チームリーダーとしてやってもらいたい。どんどん引っ張るリーダーが必要。だからこそ、なかなか、FAを獲りにいかないロッテがいっていると思う」。自虐的な表現も交えつつ、“本気度”を訴えた。

 この日、千葉県鴨川市のキャンプには丸の出身地である勝浦の沖で取れたキンメダイが2尾、球団後援会から差し入れられた。真っ赤なコイに似たタイをがっちりつかんだ釣りも趣味の指揮官は「デカいなこれは!」と驚きの表情を浮かべた。縁起のいい船出だったFA戦線も丸という「超大物」を釣り上げるつもりだ。

 丸側との交渉は20日以降で「必要としている選手です。来てもらえるように誠意を持って交渉して、いろんな話をさせてもらいたい」と井口監督。口説き落とす準備は整っている。 (福浦 健太郎)

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