阪神 FAオリ西獲り開戦 ソフトB、DeNAと三つ巴

[ 2018年11月16日 05:30 ]

オリックスからFA宣言した西
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 フリーエージェント(FA)権を行使した選手との交渉が15日に解禁され、阪神の谷本修球団本部長はオリックス・西勇輝投手(28)側と連絡を取り、事実上の交渉が始まった。今後については改めて非公開で進める方針を示し、藤原崇起次期オーナーや矢野監督とも意見交換しながら獲得に全力を尽くす構えだ。

 先発陣の増強を目指す阪神の動きは迅速だった。西宮市内の球団事務所で対応した谷本修球団本部長は昼すぎの段階で「取るのは取りました」と西側と接触したことを明かした。FA宣言選手として公示された前日14日に「できるだけ早くコンタクトを取りたい」と話していた通り有言実行で連絡を取り、今後の本格交渉へ向けて流れを確認したようだ。

 ただし、今後については「それ以上は何もお話しすることはありません」と強調し、初交渉の日程などについても「それも含めて内々に進めていきます」と水面下での交渉を改めて宣言。交渉過程を非公開にする意向を改めて示した。

 阪神は安定して先発ローテーションを任せられる人材として西に白羽の矢を立て、3〜4年の複数年契約を軸に単年ベースで年俸2億5000万円前後に置く条件を準備するなど他球団に負けない条件は決めている。ただ、移籍か残留かの二択だった糸井の獲得に成功した16年オフとは違って今回の西争奪戦には球界随一の資金力を誇るソフトバンクも参戦してくる。長期戦も覚悟し、じっくりと交渉を進める模様だ。

 16日には電鉄本社で月例のオーナー報告会があり、藤原崇起次期オーナーに対しても現状のチーム状況を伝える。もちろん、今オフ最大の補強案件となる西についても話題に上がるだろう。同球団本部長はオーナー報告会後には秋季キャンプ中の高知へ向かう予定で、矢野監督の交渉への直接出馬など状況を見据えて臨機応変に動ける準備を整える。

 10年間で5度の2桁勝利など通算74勝を挙げている西の獲得成否は最下位からの巻き返しを期す来季猛虎の命運を握る。静かに戦いが幕を開けた。

 《近日中の直接出馬はなさそう》阪神・矢野監督はFA獲得を目指す西との接触について「今から(監督付広報の)二神と帰るもん。空港を張ってもあかんで。車で帰るから」と冗談交じりに笑った。非公表で交渉を進める球団と足並みをそろえるような煙幕!?を張り、最後も「帰らないです」と笑って明かした。18日の打ち上げまで秋季キャンプを指揮する予定で、近日中の直接出馬はなさそうだ。

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