DeNA FAオリ西獲り参戦へ 右腕の駒不足、先発の柱に期待

[ 2018年11月16日 05:32 ]

オリックスからFA宣言した西
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 DeNAがオリックスから国内FA権を行使した西勇輝投手(28)の獲得に向けて調査を進めていることが15日、分かった。

 通算74勝を挙げている右腕に対し、球団幹部は「間違いなく実績のある投手」と評価。西には阪神とソフトバンクも獲得に乗り出しており、争奪戦に緊急参戦する形となった。

 DeNAは今季は4位で3年ぶりにCS進出を逃した。2桁勝利と規定投球回に達したのは、ともに1年目の東だけで先発投手が大きな補強ポイントとなっている。さらに東や今永、浜口ら先発の左腕は豊富だが、右腕は駒不足なのが実情だ。

 ラミレス監督は今季を振り返り「多くの投手が5回を超えると球速が一気に落ちた。より長いイニングを投げることが理想」と話す。今季10勝を挙げた西は完投こそなかったが、25度の先発でクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)は15度も記録。安定感が高く、先発の柱になれる存在だ。DeNAが貴重な先発右腕の獲得に動きだす。

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2018年11月16日のニュース