ソフトB・工藤監督「心臓が飛び出るぐらい緊張」もファンに感謝「声援のおかげ」

[ 2018年10月15日 22:20 ]

パ・リーグCSファーストステージ   ソフトバンク5―2日本ハム ( 2018年10月15日    ヤフオクD )

<ソ・日>ファーストステージを勝利し王球団会長と握手する工藤監督(撮影・中村 達也)
Photo By スポニチ

 パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(3試合制)は15日、福岡・ヤフオクドームで第3戦が行われ、レギュラーシーズン2位のソフトバンクがソロ本塁打5発を放って5―2で同3位の日本ハムを下し、5年連続8度目のファイナルステージ進出を決めた。17日に始まるファイナルステージ(6試合制)では10年ぶりにパ・リーグを制した西武と対戦する。

 工藤公康監督(55)は「いやもう本当に…あの…心臓が飛び出るぐらい、きょうの試合、本当に始まる前から緊張してて。ファンの皆さんの声援がどんどんどんどん大きくなるにつれて、私の心臓もどんどんどんどん大きくなっては来たんですけど、それが皆の力となり、こうやって勝つことができて本当…熱い声援ありがとうございました!」と1勝1敗のタイで迎えた第3戦を振り返り、ファンの声援に感謝した。

 ソロ本塁打5発で挙げた5得点での勝利。「打席の中で皆が集中してくれて、甘い球を逃さないように。そこに野球の神様も宿ってくれたと思うんですけど、本当にいい本塁打を打ってくれたと思います」と満足げな表情を浮かべ「選手たちが”きょうは絶対勝つんだ”と。強い思いがボールに乗り移ったっていうかね。バットに乗り移って、打ってくれた本塁打だと思います」と振り返った。

 中1日となる17日からは西武とのファイナルステージが始まる。「本当、ありがとうございます、皆さん!声援のおかげです!」とファンに再び感謝の言葉を捧げた指揮官は「日本ハムさんはすごく強かったですし、本当にドキドキしながら試合は始まったんですけど、そういう中でね、しっかりと勝てたっていうのは、また選手たちの成長にもつながったなって思いますし、とにかくファーストステージの代表として、西武と戦って日本シリーズに行けるようにしっかり頑張っていきたいと思います」と、かつて左腕エースとして黄金時代を築いた古巣との決戦に思いをはせていた。

続きを表示

この記事のフォト

2018年10月15日のニュース