ヤクルト、屈辱のノーノー終戦　青木不在響き糸口つかめず

セ・リーグＣＳファーストＳ第２戦   ヤクルト０―４巨人 （ 2018年10月14日    神宮 ）

小川監督を先頭にあいさつするヤクルトナイン　（撮影・大塚　徹）
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　最後はなすすべがなかった。ヤクルトは１四球を選んだだけで、二塁も踏めない完敗で連敗終戦。小川監督は「とにかくコメントすることがないです、今日は。勝負ですから。勝負に負けたということ」と潔く口を結んだ。

　リーグ４位打率・３２７の青木を左太腿裏痛で欠いた。前日に出場選手登録したものの、２戦続けて出番なし。安易にバントせず、つなぎの２番として打線を活性化させ、小川監督は「今年のチームの特徴として特化させたのが２番青木」と話す。その代役に前日は山田哲、この日は川端を２番に置き突破口を探ったが、攻略の糸口もつかめなかった。

　球団ワースト９６敗で最下位の昨季から、２位でＣＳ進出と飛躍した。「自信にしていい部分と、やらないといけない部分がある」と青木。屈辱の終戦をさらなる糧とできるか。