慶大左腕・高橋佑、リーグ戦初完投から中1日で初完封「神経使って疲れた」

[ 2018年10月15日 14:41 ]

東京六大学野球秋季リーグ第6週第3日   慶大2―0立大 ( 2018年10月15日    神宮 )

<立大・慶大>3安打完封勝利しガッツポーズする慶大・高橋佑(撮影・久冨木 修)
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 46年ぶりの3連覇を狙う慶大が立大を下し、2勝1敗で勝ち点を4に伸ばした。これでリーグ単独1位に浮上し、最終カードの早大戦で勝ち点を挙げれば、完全優勝(勝ち点5)となる。

 先発左腕・高橋佑樹投手(3年=川越東)が3安打完封で勝利に導いた。3安打1失点でリーグ戦初完投した同1回戦から中1日でリーグ戦初完封で今季5勝目を挙げた。勝ち点がかかった試合だけに「今日はほんとうに緊張しました。最初からランナー出さないように頑張ろうと、神経使って投げた。疲れました」と笑った。

 直球は自己最速143キロと速球派ではないが、得意のスライダーやカットボールなどの変化球を組み合わせ、打者をほんろう。相手打線を3安打に封じ、6三振を奪った。左腕は「丁寧に投げることを意識した。今日はどの球種もまんべんなく精度良かった。郡司(捕手)と配球の息も合っていた」と振り返り、3連覇へ向け「早稲田に勝って気持ちよく優勝パレードしたい」と話した。

 大久保秀昭監督は高橋佑について「立大戦に関しては言うことがない」と称えた。

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2018年10月15日のニュース