阪神が今季最多17安打16得点 1年ぶり勝利の藤浪が連勝

[ 2018年6月27日 21:48 ]

セ・リーグ   阪神16―6DeNA ( 2018年6月27日    横浜 )

<D・神>1回1死満塁、陽川が左中間に先制の2点適時二塁打を放つ(撮影・岩崎 哲也)
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 序盤から激しい点の取り合いとなった1戦は、ともに今季最多の17安打で16得点を挙げた阪神が最後は16―6の大差で制してDeNAを下し、2連勝。先発投手の藤浪は5回8安打5失点ながら打線の援護もあって約1年ぶりの勝利となった前回登板から2連勝を飾った。藤浪の連勝は昨年4月から5月にかけて3連勝して以来。

 阪神は初回、3連続四球で築いた1死満塁から陽川の左中間二塁打で2点を先制し、さらに敬遠四球などで2死満塁としてから梅野が押し出し四球を選んでもう1点を加え、初回で計3点を先取した。

 3回には藤浪が2点を失った後で宮崎に逆転3ランを浴びるなど一挙5失点で試合をひっくり返されたが、直後の4回に福留がバックスクリーンへ3ランを放って6―5と再逆転。7回には2死走者なしから梅野と代打・伊藤隼の連続二塁打で1点、8回にも陽川のこの試合3本目の二塁打となるフェンス直撃の中越え二塁打などで2点、9回には打者10人で6安打集中で一挙7点を加えて逃げ切った。

 DeNAは先発の飯塚が初回に敬遠を含む5四球で3失点という乱調で、3―5と逆転してもらった直後の4回に3ランを被弾と今季最短の3回1/3で6失点KO。1点を追う5回にはソトの安打と連続四球で無死満塁と絶好の逆転機を迎えたが、中川大が投ゴロ併殺打、大和が遊撃へのゴロで無得点に。8回には3連打で1点を返したが、9回から登板した6番手・平田が1回6安打7失点と炎上して連敗を喫した。

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