大谷、復帰へ複数パターン リリーフ転向、打者専念などのプランも 米メディア報道

[ 2018年6月27日 09:36 ]

エンゼルス・大谷
Photo By スポニチ

 米大リーグ、エンゼルスで右肘の内側側副靱帯損傷のため戦列を離れている大谷翔平が28日に今後の方針が決まる再検査を控え、スポーツ専門局ESPN(電子版)は特集を組み、手術を含め復帰に向けた複数のパターンを紹介した。

 7日に受けている、自身の血小板を注入して組織の修復などを図る「PRP注射」による治療が有効だった場合、打者先行で復帰し、シーズン終盤に先発登板するのがまず一つ。100マイル(約161キロ)の剛速球とフォークボールが武器とあって打者とともに救援陣に加わるのが二つ目の考え方。今季は打者に専念し、来季の投手復帰を目指すのが三つ目だ。

 靱帯再建手術を受ければ投手復帰は2020年を見込む。その場合、来季は指名打者に専念するか、プホルスとの併用でプロ野球日本ハム時代に経験した外野守備に就くか。伝説の名選手ベーブ・ルース以来の本格的な投打の「二刀流」に挑む大谷が置かれている状況は「複雑なだけでなく前代未聞だ」としている。

 26日からの敵地ボストンでのレッドソックス3連戦には同行しない。伝統あるフェンウェイ・パークでのプレー機会はないものの依然、注目を集めている。(共同)

続きを表示

2018年6月27日のニュース