工藤ソフトわずか２安打じゃ…球団初の沖縄公式戦、投打かみ合わず完敗

パ・リーグ   ソフトバンク０―５日本ハム （ 2018年6月26日    那覇セルラー ）

＜日・ソ＞７回１死一、二塁、ニゴロに倒れる柳田（投手・上沢）（撮影・岡田　丈靖）
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　球団創設８０年で、初の沖縄での試合。結果は、２位・日本ハムに完敗だった。ソフトバンク・工藤監督は「うちは（打線の状態が）そんなに悪くない中、（上沢に）うまく攻められた」と今季２度目の零敗を嘆いた。

　打線は６回まで一人の走者も出せなかった。７回に２安打で２死二、三塁の好機をつくったが、生かせない。今季最少の２安打に終わった。

　先発の千賀は、初回の投球が全てだった。四球、安打、安打、四球…。それでもバックの守備にも助けられ２死一、二塁までこぎつけた。だが、５番・アルシアに２ボールからの直球を中越え３ランされ、続くレアードにも一発を浴びた。「へなちょこの真っすぐを打たれた。もうちょっと考えないと」と肩を落とした。昨季６戦６勝と相性の良かった日本ハムに、手痛い１敗を喫した。

　地方球場では、いつも以上に立ち上がりが大事になる。低いマウンドについて右腕は「投げにくさはなかった」と話したが、２回以降は６回まで無安打１０奪三振と立ち直っただけに悔やまれる４失点。女房役の甲斐も「（初回は）探りながらになった」と反省した。

　「（相手も）同じマウンドで投げているのでね」と工藤監督。チームの連勝は３で止まり、２位とのゲーム差は２に開いた。