大谷 7回得点機に代打で一ゴロ チームも敗れる

[ 2018年5月9日 12:20 ]

インターリーグ   エンゼルス2―4ロッキーズ ( 2018年5月8日    デンバー )

<ロッキーズ・エンゼルス>7回1死二塁、一ゴロに倒れる代打・大谷
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 エンゼルスの大谷翔平投手(23)は8日(日本時間9日)、敵地デンバーで行われたインターリーグ(交流戦)のロッキーズ戦の0―2の7回に代打で出場。1死二塁から一ゴロに倒れた。守備にはつかなかった。チームは終盤に追い上げたものの及ばず2―4で敗れた。

 インターリーグのナ・リーグの本拠地試合で指名打者制ではないため、先発出場しなかった大谷は、2点を追う7回1死二塁の場面で、7番・ブラッシュの代打で登場。3ボール1ストライクから153キロの速球を叩いて一ゴロだった。進塁打となったが、得点にはつながらなかった。

 メジャー移籍後、代打での出場は今回で2回目。1回目は、日本人メジャーリーガー初の4試合連続本塁打がかかった4月10日(同11日)のレンジャーズ戦で、9回に代打出場し、二ゴロに倒れていた。日本では、代打で打率・288、4本塁打、13打点の成績を残していた。

 この日の試合前練習ではフリー打撃で快音を連発。右翼3階席に4発も放り込むなど、推定飛距離150メートルの特大弾を含む、計36スイングで15本の柵越え。練習から見届けた地元ロ軍ファンも、駆けつけたエ軍ファンからも大きな拍手を浴びていたが、“本番”で快音は聞かれなかった。

 一方、次回登板は、中6日となる13日(日本時間14日午前5時7分開始)の本拠でのツインズ戦が有力となった。マイク・ソーシア監督は、次回登板の見通しについて「日曜日(13日)にいければと考えているが、まだ決めていません」と説明。左足首捻挫で登板回避していた大谷は、6日のマリナーズ戦で12日ぶりに先発。6回0/3を6安打2失点に抑え、3勝目を挙げた。

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