パクストン 母国カナダでのノーヒッター達成に驚き「トロントで成し遂げるなんて」

[ 2018年5月9日 12:14 ]

ア・リーグ   マリナーズ5―0ブルージェイズ ( 2018年5月8日    トロント )

ノーヒッターを達成して笑顔のパクストン (AP)
Photo By AP

 マリナーズのパクストンが8日(日本時間9日)のブルージェイズ戦でノーヒットノーランを達成。カナダ出身の左腕は打者29人に対して球数99。3四球7奪三振という内容で自身初の快挙を成し遂げた。

 ブリティッシュコロンビア州で生まれ、右の前腕にはカナダ国旗にあるメープルリーフのタトゥー。カナダ出身の投手が母国でノーヒッターを達成するのはメジャー史上初のことだった。「よりによってトロントでノーヒッターを成し遂げるなんて驚きだよ。ファンの声援も素晴らしかった」。

 そう声を弾ませたパクストンはバックにも感謝。7回は三塁線を抜けようかという当たりをシーガーがダイビングキャッチ。素早く立ち上がると一塁へのストライク送球で打者走者をアウトとした。「味方の守備もすごかった。すべてのプレーをしっかりと決めてくれたよ」。

 マリナーズのノーヒットノーランはパクストンで球団史上6度目。過去にはランディ・ジョンソン(1990年)、クリス・ボシオ(1993年)、フェリックス・ヘルナンデス(2012年、完全試合)、そして岩隈久志(2015年)がおり、さらに6投手の継投によって2012年にも達成されている。

続きを表示

この記事のフォト

2018年5月9日のニュース