金メダリスト小平奈緒 ソフトB戦で始球式 ボールが転がった先に孫オーナーが…「貴重です」

[ 2018年3月30日 19:07 ]

始球式に登場した小平奈緒
Photo By スポニチ

 平昌五輪スピードスケート女子500メートルで金メダルを獲得した小平奈緒(31=相沢病院)が開幕戦・ソフトバンク対オリックス戦(ヤフオクドーム)の始球式に登場。背番号「1」のユニホームでマウンドに立つと、投球に入る前にスピードスケートのスタートの構えを披露した。

 気を取り直して投じた一球は、外角方向への大暴投。しかし、ボールが転がった先にいたのは、なんとソフトバンクの孫正義オーナーだった。これには小平も「貴重です」と感激。投球内容については「練習の方がもっとうまくいっていた。またどこかで“もう一頂”チャンスがあれば」とソフトバンクのスローガンにかけて、雪辱を誓った。

 ブルペンでは“なお”つながりで東浜の指導を受けた。「“スポーツ選手は力むので自然体で”とアドバイスをもらったのに、案の定、力んでしまった」。初めて球場に足を運んだといい、「普段見慣れない、たくさんのお客さんがいて緊張した。こんなにキラキラした舞台でプレーできてうらやましいなと思った」と目を輝かせていた。

続きを表示

2018年3月30日のニュース