劇勝8強の日本航空石川 打ち勝つ野球貫く 中村監督「選手信じてよかった」

[ 2018年3月30日 11:23 ]

第90回選抜高校野球大会第8日   日本航空石川3―1明徳義塾 ( 2018年3月30日    甲子園 )

<日本航空石川・明徳義塾>9回無死一、二塁、日本航空石川・原田は左越えにサヨナラ3ランを放ち、ガッツポーズ
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 日本航空石川が、原田の逆転サヨナラ3ランで春夏通じて初の8強入り。劇的な幕切れに、中村監督も試合後は「ちょっとふわふわしてます。打った瞬間入ったとは思ったのですが、まさかあそこで本塁打とは…」と興奮を隠せない様子。

 8回にバッテリーエラーで先制を許し、そして迎えた9回。先頭の井川が右前打で出塁すると、続く的場が四球を選んで無死一、二塁とした。

 犠打もありうる場面、原田に「打つか」と尋ねると「打ちたい」と答えたという。「ここまで打ち勝つ野球をやってきたので、犠打は違うと思った。『いけ』と言った」と指揮官。その原田が大仕事をやってのけ「選手を信じてよかった」と笑顔を見せた。

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