07年日本シリーズ「消えた完全試合」の真相 山井本人が激白「投げたかった」

[ 2018年3月30日 11:00 ]

「スポーツ天国と地獄〜今だから話せる!あの名場面のウラ側〜」に出演する中日・山井(C)TBS
Photo By 提供写真

 中日元監督の落合博満氏(64)、中日の森繋和監督(63)、山井大介投手(39)が4月1日放送のTBS「スポーツ天国と地獄〜今だから話せる!あの名場面のウラ側〜」(後6・30)に出演する。番組は3人に、2007年の日本シリーズで世間を驚かせた「消えた完全試合」騒動の真相を直撃。さまざまな憶測が飛び交ってきた世紀の交代劇の本当の理由が明らかとなる。

 07年日本シリーズ。中日がパ・リーグ覇者の日本ハムを下して、53年ぶりの日本一に輝いた歓喜の裏で、野球ファンを震撼させる“大事件”が起きた。中日の3勝1敗で迎えた第5戦、日本一へ王手をかけた中日の先発・山井は8回まで1人の走者も許さない快投を披露。日本シリーズ史上初の完全試合達成に期待がふくらみ、ナゴヤドームが「山井コール」に沸く9回、当時中日監督だった落合氏が投手交代を告げた。

 まさかの采配に戸惑いを隠せないファン。2番手の岩瀬仁紀投手(43)が9回を完ぺきに抑え、2投手による完全試合は達成されたが、落合氏の采配は「空気が読めない」などと大バッシングを受け、野球評論家からも酷評された。

 今回、番組は「消えた完全試合」の当事者3人にそれぞれインタビューし、その真相を明らかにする。

 歴史的偉業を目前にマウンドを降りた山井は「もちろん投げたかったですよ」と当時を回顧。8回終了時のベンチ裏で行われた三者のやり取りの中に、衝撃の新事実が隠されていた。ファンを驚かせた降板劇のきっかけとなった当時投手コーチ・森氏の何気ない一言とは――。また、落合氏が批判を受けながらも真相を公言しなかった自身の“哲学”を明かす。

続きを表示

この記事のフォト

2018年3月30日のニュース