中日・森野2軍コーチ4000万円申告漏れ 球団通じ「納付済み」発表

[ 2018年3月30日 08:39 ]

昨季限りで現役引退した中日・森野2軍打撃コーチ
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 中日・森野将彦2軍打撃コーチ(39)が選手時代に名古屋国税局の税務調査を受け、13年までの3年間で約4000万円の申告漏れを指摘されていたことが29日、分かった。追徴税額は過少申告加算税を含め約1800万円とみられる。

 プロスポーツ選手は税法上、個人事業主に当たり、事業所得の申告が必要。選手活動に関係する支出は必要経費として控除される。関係者によると森野コーチは家族との外食費、紳士服や女性用アクセサリーの購入費、自主練習で家族と行ったハワイへの旅費を必要経費として計上。国税局はこれらを個人的な生活費と判断した。森野コーチは「体づくりのため栄養を摂取する必要があった。衣服なども公の場にふさわしいものが必要」などと主張したが認められなかったという。

 森野コーチは中日の主力として通算1581安打を記録。昨季で現役を引退し、指導者となった。「税務当局との見解の相違はありましたが、指摘に従って税の納付も終わっています」と球団を通じてコメントした。

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2018年3月30日のニュース