国学院栃木 18年前のリベンジならず 柄目監督「守りの面で崩れた」

[ 2018年3月30日 14:55 ]

<智弁和歌山・国学院栃木>7回終了後、国学院栃木・水沢(左から2人目)に声を掛ける柄目監督
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 18年前のリベンジは果たせなかった。国学院栃木は前回出場の00年準決勝で対戦し、敗れた智弁和歌山にまたも敗れた。

 当時、1番打者として出場し、今回は指揮官として挑んだ柄目(つかのめ)直人監督は「悔しいです」と唇をかみ「勝つつもりで来ていたし、十分に戦えるものもあった。守りの面で崩れてしまった」と肩を落とした。

 初回からゲームセットまで敵将の高嶋仁監督の動きもつぶさに見ていた。「監督の差だと思う。高嶋先生はまったく感情のブレが見えなかった。スキはあったのにつけ込めなかった。非常に勉強になりました」。

 夏は作新学院の栃木8連覇阻止に向かう。3投手継投、打順のさい配もズバリと当たってつかんだ16強。8強進出とはならなかったが「この大舞台でつかんだものは自信にしたいし、夏に向けては大エースを作っていきたい」と主戦級の台頭に期待を寄せた。

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2018年3月30日のニュース