ラミ監督 筒香の第1打席に期待「打てば勝つ確率が高くなる」

[ 2018年3月30日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA―ヤクルト ( 2018年3月30日    横浜 )

筒香(左)と握手を交わすラミレス監督
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 初回の第1打席。DeNA・筒香に、ラミレス監督から大きな期待が注がれた。「筒香が最初の打席で打てば、勝つ確率が高くなる」。1番・桑原、2番・大和が好機をつくり、今季は3番に固定する方針の主砲が還す。指揮官の青写真だ。

 筒香も「早い段階で点を取れば、(開幕投手の)石田も楽になる」と呼応した。過去、開幕初打席で打点を挙げたことはない。今季初打席初安打で先制できれば、申し分ない。前日練習では左右の打撃投手から5本ずつ柵越えを放った。

 横浜スタジアムからシーズンに入るのは、9年目で初となる。チームが開幕を本拠地で迎えるのは横浜時代の11年以来。東日本大震災による変則開幕となった年で、筒香の開幕戦出場もなかった。同年を除けば本拠地開幕は07年以来で、勝てば03年以来15年ぶり。「143分の1試合だけど、開幕戦は大事な試合になる」と表情を引き締めた。

 オープン戦最終戦で本塁打を記録し、状態は右肩上がりだ。「勝つためにチームに貢献するだけ」。20年ぶりのリーグ優勝&日本一へ力強くけん引する。 (重光 晋太郎)

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2018年3月30日のニュース