大谷 メジャー初打席初安打!初球を快打 8番・DHで開幕先発 5打数1安打

[ 2018年3月30日 05:37 ]

ア・リーグ   エンゼルス5―6アスレチックス ( 2018年3月29日    オークランド )

<アスレチックス・エンゼルス>2回2死一塁、右前打を放つ大谷
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 米大リーグは29日(日本時間30日)、一斉にレギュラーシーズンが開幕。投打の「二刀流」で注目を集めるエンゼルスの大谷翔平投手(23)は、敵地オークランドでアスレチックス戦に「8番・DH」で先発、2回に迎えたメジャー初打席で右前に初安打を放った。エンゼルスは延長11回の末、5―6で敗れた。

 2回2死一塁。ア軍先発の右腕グレーブマンの内角92マイル(約148キロ)を強振。叩きつけた打球は一塁走者・シモンズの股の間を抜け、右前へ転がった。4回2死の2打席目は初球94マイル(約151キロ)の内角シンカーはボール。2球目、再び内角低めの94マイル(約151キロ)シンカーを捉えた、鋭い打球の二ゴロに終わった。第3打席は5―4と1点リードの6回2死一塁。左腕・バクターに2ストライク1ボールと追い込まれ、最後は体勢を崩されながら一ゴロに倒れた。5―5で迎えた9回1死無走者の第4打席は初球のツーシームを叩いて二ゴロだった。延長11回の第5打席は空振り三振に倒れた。この日は5打数1安打だった。

 試合前、大谷をスタメン起用した理由についてマイク・ソーシア監督は「投手との(左右の)マッチアップを考えた。彼は23歳だけど日本でやってきた過程がある。闘争心があって、チームを勝利に導いてくれるんじゃないかと思う」と話していた。

 大谷は、オープン戦で通算32打数4安打、打率・125だが、ノーステップ打法で結果を残すなど復調気配で開幕を迎えた。27日のオープン戦最終戦後には「去年とか一昨年はそれこそ凄い緊張していたんじゃないかなと思う。今年はどうなるかよく分かっていないのでそこまで実感というかそういうのはないかなと思います」と語っていた。

 投手としては4月1日(同2日午前5時5分)の第4戦で初登板する。

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