大谷 ファンフェスで惜別ムーンウオーク披露「寂しさある」

[ 2017年11月27日 05:33 ]

ファンフェスティバルのアクション伝言対決でマイケル・ジャクソンさんのムーンウオークをまねる大谷
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 ポスティングシステムを利用し、メジャー挑戦を表明した日本ハムの大谷翔平投手(23)が26日、札幌ドームで行われたファンフェスティバルに参加。日本ハムでの最後のイベントとなり、満員となった3万9606人のファンに別れを告げた。「ムーンウオーク」を披露するなど盛り上げ、ドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18=早実)にもエールを送った。

 ステージ上で足を交互に滑らした。右手を頭に当てる姿は帽子をかぶっているようだ。アクション伝言ゲームのお題は「マイケル・ジャクソン」。大谷は華麗なムーンウオークを決めた。「やれって言われたらやるしかない」。160キロを超える剛速球、軽々とスタンドに放り込む豪快な打撃のときのように、札幌ドームは大歓声に包まれた。

 サイン会などにも参加し、ファンと交流した。「5年間しか(日本ハムのユニホームを)着ていないけど、自分なりに愛着もかなりある。寂しさもある」と感慨に浸り「楽しかったし、良い一日だった」と続けた。ロッカールームでは得意の先輩いじりもした。「“中田キャプテンの下でできなくて残念です”と、(中田に)冗談で言っていた」。涙はない。大谷らしく、明るく振る舞った。

 監督室にも出向いた。「監督室で(栗山監督と)話すのもおそらく最後。最後のけじめとして札幌ドームであいさつした」。二刀流を提案してくれたのは球団であり、栗山監督。感謝の気持ちしかない。対面することはなかったが、自身と同じように注目されて入団する清宮には最大級のエールを送った。「頑張ってほしいし、プレッシャーが他の選手よりかかると思う。一球団としてだけでなく、球界の期待を背負って頑張ってほしい」。日本の4番は野球だけでなく、人間的にも模範となる選手。そうなれると信じている。

 退場時にはスタンドにサインボールを投げ込みファンに別れを告げた。27日の納会に出席し、最後の球団行事を終える。「僕の口からポスティングに関して言えることは一つもない。温かく静かに決まるまで見守ってくれたらうれしい」。そう話し、最後の札幌ドームを後にした。(柳原 直之)

 ▽ムーンウオーク 09年に急死した米人気歌手マイケル・ジャクソンさんの代表的なダンス。爪先立ちで後ろ向きに滑るように踊り、前に歩いているように見せる。まるで月面を歩くように見えることから命名された。マイケルさんは83年のコンサートでの「ビリー・ジーン」の間奏で初披露。独特なステップは多くの人を引きつけ、大ブームとなった。

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