井川 BFL兵庫退団 現役続行意欲も「いったん休養に入りたい」

[ 2017年11月27日 17:27 ]

BFL兵庫で登板した井川
Photo By 共同

 独立リーグBFLの兵庫は27日、元阪神の井川慶投手(38)の退団を発表した。

 契約満了によるもので、井川は球団を通じてコメントを発表。「若い選手たちと一緒に汗を流し、精一杯練習した結果、自分でも納得できる成果が残せた事は、大きな喜びでした」としながらも、「自分としてはこのまま引退ということは考えておらず、現役は続行するつもりでいったん休養に入りたいと思います」と現役続行に意欲を示している。

 井川は15年限りでオリックスを自由契約となり、その後兵庫入り。今季は兵庫のエースとして11勝0敗、防御率1・10という抜群の成績で優勝に貢献。NPB球団からのオファーを待つ姿勢を示し、今月11日には球団のシーズン報告会で「NPBからのオファーがなければ休養する」という旨を発言。BFL兵庫の高下沢代表は「休養するという話をしていましたが、まだ話し合いをしています」と、引き続きプレーすることを打診していた。

 【井川のコメン全文ト】

 今年兵庫ブルーサンダーズに入団して、若い選手たちと一緒に汗を流し、精一杯練習した結果、自分でも納得できる成果が残せた事は、大きな喜びでした。

 年齢的な限界を意識しながら、それでも球団の優勝に貢献出来た事は、大きな自信につながりました。今年一年球団代表、監督、コーチ、選手並びに関係者の皆様には本当にお世話になりました事を、心より感謝いたしております。

 自分としてはこのまま引退という事は考えておらず、現役は続行するつもりで一旦休養に入りたいと思います。結果11月30日付をもって兵庫ブルーサンダーズを退団いたしますが、これからも何らかの形で兵庫ブルーサンダーズに関わっていきたいと考えております。これからも井川慶をよろしくお願いいたします。

続きを表示

この記事のフォト

野球の2017年11月27日のニュース