龍馬走る!侍J稲葉監督ハッパ胸に「盗塁10個は決めたい」

[ 2017年11月27日 05:30 ]

トレーニングのためマツダスタジアムを訪れ、盗塁への意欲をみせた広島・西川
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 広島・西川龍馬内野手(23)が26日、来季の2桁盗塁に意欲を燃やした。沿道に30万人を超えるファンを集めた歓喜の優勝パレードから一夜明け。所用でマツダスタジアムを訪れると、高次元を目指す上での新たな取り組みに言及した。

 「どの場面で出場するかによるけど、来季は(もっと)走れたら走りたい。走れたら幅も広がる。稲葉監督にも言われているので」

 走り…と言えば、侍ジャパンの一員として出場した「アジアプロ野球チャンピオンシップ」における16日・韓国戦での二盗が記憶に鮮烈だ。延長10回に逆転サヨナラ勝ちした一戦で、西川は3点差を追い付いた2死から右前打で出塁し、しびれる場面で二盗に成功。最後はサヨナラの生還を果たした。

 「アレは乗りと勢いで行っただけ。ただ、(韓国投手の)このクイックなら行けるかな…と。井端さん(一塁コーチ)も“行け”という感じだったので」

 激走が効いて侍ジャパンは3連勝。西川自身も打率・636をマークし、三塁のベストナインに選ばれた。大会後に稲葉監督から受けた「シーズン中はもっと盗塁しろよ」の激励も、将来の編成をにらんだ発言と見るべきで、西川も意欲的に捉える。

 下地はある。今季限りで退団し、ヤクルトに移籍した河田守備走塁コーチから2年間に渡って受けた、走塁の技術。「ボクはそんなに速くない。(田中)広輔さんよりも遅い」と言うが、今季は5回走って4回成功。率にして8割を誇る。

 「河田さんには“スタートの体勢は低く”と教わった。それとスライディング。“できるだけベースの近くで強く滑るように”と」

 足の速さは、スタートや中間走、スライディングでそれなりにカバーできる…が河田コーチのモットー。西川のよりどころでもある。

 「(今オフは)教わったことを、短ダッシュなどで体に覚え込ませたい。(来季)100試合ぐらい出られたら10個は決めたい」

 そのバットコントロールは天才的と評される。足が武器として加われば、西川自身はもちろん、3連覇を狙うチームにも大きい。(江尾 卓也)

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