仙台育英、辛勝16強 日本文理ホーム遠く…75歳大井監督の夏終わる

[ 2017年8月17日 16:33 ]

第99回全国高校野球選手権大会第9日   仙台育英1―0日本文理 ( 2017年8月17日    甲子園 )

<仙台育英・日本文理>5回表1死一、二塁、稲垣の三盗を封じて笑顔の仙台育英・長谷川
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 第99回全国高校野球選手権大会第9日は17日、甲子園球場で2回戦3試合が行われ、第3試合は仙台育英(宮城)が日本文理(新潟)に1―0で競り勝ち、16強入りを果たした。日本文理は計7安打も1点が遠く、今大会限りで勇退する大井道夫監督(75)の夏が終わった。

 仙台育英は2回1死一、三塁から斎藤の三ゴロ間に1点を先制。その後は両投手の好投でこう着状態となり、2回の1点が決勝点となった。

 先発・長谷川は7安打完封。140キロ超の直球を武器に、打たせて取る投球でアウトの山を築き、投げ合いを制した。

 日本文理は安打数では仙台育英の計6安打を上回るも、打線がつながらず、本塁が遠かった。先発・稲垣は8回6安打1失点。86年に就任し、一からチームをつくってきた大井監督の最後の夏は、強豪の前に2回戦で幕を閉じた。

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