広島“乱戦”制してM26 阪神・藤浪死球連発で一触即発

[ 2017年8月17日 09:10 ]

セ・リーグ   広島5―3阪神 ( 2017年8月16日    京セラD )

4回表2死、藤浪から死球を受けた菊池(中央)
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 スタンドがどよめいた。2回1死。広島は投手の大瀬良が、藤浪から左肩付近に死球をぶつけられた。4回2死では菊池が左腕に死球を受ける。再びすっぽ抜けたボール…。両軍がベンチを出て本塁付近に集まり、一触即発ムードとなった。

 特に右打者の内角へと抜ける荒れ球。ならば、と左打者が藤浪を攻略した。初回1死満塁で松山が左越えに先制打。「犠牲フライでもいい気持ちだった」。3回にも左の西川、安部が連続適時打を放った。「乱調ありきで打席に入るなとは言った。死球もある意味、想定内で戦っている」と石井打撃コーチ。闘志を胸に、受けた痛みをきっちりと返した。

 大瀬良は145キロをまともに受けた死球の後、一度ベンチに治療に戻って塁に立った。「生まれて初めての死球ですから、痛かったです」。続投し、5回2/3を7安打2失点で8勝目を挙げた。8日にマジック33が初点灯。だが、翌9日の中日戦で大瀬良が6回途中7失点で今季初黒星を喫し、マジックは1日で消えた。「負けた後が大事。この1週間、しっかり練習してきた」。2度は消さない。前日に再点灯したマジックを、今度は26に減らす投球を見せた。

 4連勝で貯金は今季最多の29。緒方監督は「みんな一丸で戦っている。また明日」と力強く言った。連覇へ、死球もはねのけナインは前だけ見て戦う。

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