DeNA・今永 自身初の2ケタ勝利に「辛かったけど助けられた」

[ 2017年8月17日 21:27 ]

セ・リーグ   DeNA4―1中日 ( 2017年8月17日    横浜 )

お立ち台の上で喜び合う今永と嶺井(右)
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 2年目で自身初の2ケタ勝利を挙げたDeNA先発の今永は試合後、バッテリーを組んだ嶺井とともにお立ち台に挙がった。

 初回は制球に苦しみ、いきなり走者を背負う苦しい展開に今永自身は「どうなることかと思ったんですけど、嶺井さんと話し合って、ミットだけ見て投げました」と振り返った。このピンチを無失点で脱した直後、味方打線が3点をあげ今永を援護。その中には女房役の嶺井の3点目となる適時打もあった。嶺井は「今永が苦しい中初回を抑えてくれてたので、何とか助けてやりたいと思っていた」と話した。

 打線の援護を受けた今永は、2回以降は安定した投球で中日打線から凡打と三振の山を築く。終わってみれば7回を投げ7奪三振で無失点。堂々の投球で10勝目をつかみ取った。10勝という数字の意味について聞かれた今永は「本当に全部辛かったなっていう思いはあるんですけど、全て助けられて10勝できたんで、残りの試合も全勝したいと思います」と力強く宣言した。

 一方、この日の今永はお立ち台で嶺井に対し「なんて言ってるかわからないでーす」といじり、更に「(嶺井は)今永は頑張ってくれてると言ってます」と勝手に“通訳”しマウンドでの真剣な表情とは一味違う姿を見せ、スタンドのDeNAファンを爆笑させた。

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2017年8月17日のニュース