ダル 6回3失点でバースデー登板飾れず 劇的サヨナラ勝利で黒星消えた

[ 2017年8月17日 14:26 ]

インターリーグ   ドジャース5―4ホワイトソックス ( 2017年8月16日    ロサンゼルス )

ホワイトソックス戦の初回、先頭打者のガルシアに初球本塁打を浴びたダルビッシュ (AP)
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 ドジャースのダルビッシュ投手(31)が16日(日本時間17日)のホワイトソックス戦に先発。6回を投げて3本の被本塁打を含む8安打3失点の内容で、リードを許して降板したが、チームがサヨナラ勝利を収め、勝敗はつかなかった。

 ダルビッシュは、これがレンジャーズからトレード移籍後は初となる本拠地ロサンゼルスでのマウンド。さらにこの日は31回目のバースデーとなったが、試合は波乱の幕開け。プレーボール直後の初球を1番・ガルシアに叩かれ、ライトポール直撃の先頭打者本塁打を浴びた。

 ドジャース移籍後3連勝へ向けて出鼻をくじかれたダルビッシュ。その後も、投手のロドンに左前打を許すなど、3回まで被安打4と今一つ波に乗れなかった。中盤に入っても調子は上がらず、4回には4番・デルモニコに右越えソロ、2―2と同点の6回には3番・アブレイユに勝ち越しの左越えソロを浴びて3失点目。

 ここ2試合の登板では続けて2桁10奪三振をマークしていたが、この日はメジャー自己ワーストの2奪三振。初回から6回まで毎回の被安打と最後まで安定感を欠き、球数90球で1点のリードを許してマウンドを後にした。

 しかし、チームは逆転サヨナラ勝ち。2―4とビハインドの9回に一挙3得点を奪い、ダルビッシュは日米通じて自身初となるシーズン10敗目を免れた。

 ▽ダルビッシュの話 腰回りの筋肉が硬くて、体が全然動かなかった。手探りで入って、監督に「無理するな」と言われて代わった。(初回先頭打者本塁打は)完璧に打たれて、びっくりした。

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