【CSキーマン】ソフトB森福 角中封じに揺るがぬ自信「いいイメージある」

[ 2016年10月6日 08:15 ]

キャッチボールを行う森福
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 パ・リーグの首位打者を向こうに回し、ソフトバンク・森福はこう言い切った。「いいイメージはありますね」。ロッテ打線の核となる角中に対し、ここ3年間では5打数無安打と一度も快音を許していない。

 オフには一緒に野球教室をやったこともある角中から「(打つ)接点がない」と言われたことがある。できる限り遠回りし、打ちにくさを追い求めた変則左腕のフォームはバットを最短距離で出そうとする角中のタイミングを外すのには有効。「ポップフライになることが多い」と森福。8月14日のロッテ戦(QVCマリン)の延長10回1死満塁、サヨナラ中犠飛を許したが、紙一重で仕留め損ねた飛球だった。

 シーズン最終戦2日の楽天戦(コボスタ宮城)は遠征から外れ、休養を与えられた。「体も軽くなりました。相手も自分が出てくるのは分かってると思います」。11年の日本シリーズ第4戦(対中日)で1点差の6回無死満塁で登板し、11球で無失点に抑えた活躍が残るポストシーズン男は、自信ありげに笑った。

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