イチ残留発表 最長18年44歳までマーリンズ

[ 2016年10月6日 05:30 ]

マーリンズのイチロー
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 マーリンズは5日(日本時間6日未明)、イチロー外野手(42)との来季契約の選択権を行使したと発表した。年俸200万ドル(約2億600万円)で契約延長する権利を球団側が持っていた。マーリンズ・パークでシーズン総括会見に臨んだマイケル・ヒル編成本部長が明らかにした。また球団側は新たに18年の契約選択権も追加した。

 ドン・マッティングリー監督の「外野3つのポジションをどこでもこなし、いい守備をする。スピードを維持していて、代打もできる選手はなかなか簡単には見つけられない」という評価が、契約更新の理由を端的に表している。今季は「第4の外野手」という難しい立場ながら、6月にピート・ローズの持つ大リーグ最多4256安打を日米通算で上回り、8月にはメジャー通算3000安打を達成した。打率・291は10年連続200安打が途切れた11年以降では最も高かった。

 44歳となる18年のオプションも球団が持つことにより、最長であと2シーズンはマ軍でプレーする可能性が出てきた。「50歳まで現役」と口にしてきたイチローの野望は、いよいよ現実的な目標へと変わってきた。

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2016年10月6日のニュース