マエケン「全部悪い」調整登板 最終戦で今季ワースト3回途中5失点

[ 2016年10月4日 05:30 ]

ナ・リーグ ( 2016年10月2日    サンフランシスコ )

<ジャイアンツ・ドジャース>2回2/3を9安打5失点といずれも今季ワーストの結果で11敗目を喫した前田(AP)
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 ドジャースの前田は最終戦に先発し、2回2/3を9安打5失点といずれも今季ワーストの結果で11敗目(16勝)を喫した。

 初回先頭から3連続長短打を浴び6球で2失点。2回も1死から4長短打を集められ3点を失った。3回2死満塁のピンチを迎えたところで降板。「全部悪かった。制球も、スピードも、切れも」と表情はさえなかった。

 ただ中7日で10日(日本時間11日)のナショナルズとの地区シリーズ第3戦先発が決まっており、そこへ向け調整目的での登板。相手のジャイアンツはプレーオフ進出が懸かっており「やっぱり気持ちとか、そういう差は出ると思う」と難しいマウンドでもあった。「いい状態に戻せるよう調整したい」とすでに目標は切り替わっている。またこの試合で今季32先発となり、契約金と出来高を含めた今季の年俸は1290万ドル(約13億300万円)となった。 (奥田秀樹通信員)

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