来季不動の4番?中日・福田 1本塁打あたりの打点は12球団トップ

[ 2016年10月4日 10:05 ]

中日の福田
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 本塁打は狙って打てるものではないが、打者によって打ちやすい状況は違うようだ。走者がいない時にこそ思い切り振る打者がいれば、いる方が集中力が増してスイングが強くなる打者もいるだろう。そこで走者のいる場面でより本塁打を打てる打者を探すため、打者の1本塁打あたりの平均打点を計算。今季10本塁打以上の打者48人をランク付けした。

 トップは福田(中)で、10本を打ち21打点(ソロ3、2ラン4、3ラン2、満塁1)。平均2・10点と唯一2点を超えた。2位は打点王当確の中田(日)で平均1・92点。3位はベテラン新井(広)で平均1・89点。2位と3位は両リーグ優勝チームから、そしてやはり各チームの4番打者がランクインしている。

 福田は高卒入団10年目の28歳で、同僚の堂上や坂本(巨)らと同期。今季は8月下旬から4番を任され、シーズン最終戦で自身初の2桁本塁打に乗せた。走者なしでの打率・237に対し、走者ありでは打率・296。来季も好機での爆発力を持ち味に、4番の座を不動のものにできるか。 (記録課・矢吹 大祐)

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2016年10月4日のニュース