【CSキーマン】巨人・山口 内角えぐって筒香斬る 今季8の1

[ 2016年10月4日 11:20 ]

チューブトレーニングで調整する山口
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 セ、パ両リーグは、ともに8日からクライマックスシリーズ(CS)が始まる。リーグ優勝を逃した2、3位球団は「下克上」に向け、ファーストステージで激突。そのキーマンを取り上げる。まずはセの2位・巨人と3位・DeNA。筒香と阿部の「4番封じ」へ、中継ぎ左腕の巨人・山口とDeNA・田中が鍵を握る。

 このままシーズンを終えるわけにはいかない。積み重ねた実績から生まれたプライドがある。巨人投手陣の鍵を握る男・山口。冷静沈着な左腕は、目の前に迫る大一番に静かに照準を合わせる。

 「シーズンの分を取り返したいです。このまま(終わる)とは思っていません」。一発勝負の短期決戦。先発陣も立ち上がりから飛ばす。中継ぎ陣の出番は増えることが予想される。山口に最も期待されるのは、敵の主砲・筒香斬りだ。

 本塁打と打点の2冠に輝いた大砲を、山口は今季8打数1安打と封じ込めた。しかし、9年連続60試合登板という前人未到の記録を打ち立てた左腕も、その存在には一目置く。「打ち損じも少ないし選球眼もいい。凄い打者」。内角を突き、いかに外角のゾーンを広く見せるかが勝負になる。

 今季、左腕の防御率は4・88。自己ワーストの6敗(1勝)も記録した。「不安はあります」と不調は隠さない。目に見えない勤続疲労もあるだろう。ただし、それを補うだけの経験値が山口には備わっている。 (川手 達矢)

 ▼巨人担当・川手達矢 山口の武器はボールだけでなく経験値。シーズンとは違う緊迫感漂う短期決戦で、山口のそれは相手を上回るはずだ。

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