中日・森監督 ドラ1小笠原にスローカーブ熱血塾 早速メス

[ 2016年10月4日 05:30 ]

秋季練習を終え、取材に応じる中日の小笠原
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 中日・森繁和新監督(61)がナゴヤ球場での秋季練習2日目となった3日、ドラフト1位左腕の小笠原に早速メスを入れた。

 シーズン終了初めてのブルペン投球では捕手の背後に立ち、ほぼスローカーブだけを投げた108球のうち後半10球程度は軌道を確認するためソフトボールを使わせた。捕手をベース前後に立たせてリリースポイントも確認。「(試合の)後半はいいカーブがいくけど、始めから使えるようになれれば…」と助言を送った。

 高卒新人ながら“即戦力”として起用した1年目は2勝6敗。谷繁前監督が休養して代行監督になった8月9日以降は7試合すべてで先発起用し、9月4日の巨人戦での初勝利を含む2つの白星獲得へ背中を押した。

 今後は状況次第でフェニックス・リーグに1試合だけ登板させる計画もあり、小笠原も「今年はカーブが使えなくて苦戦した。成長していかないと。ドジャースのカーショー投手と三浦さん(DeNAで引退)のスローカーブが理想。余裕ができたらどちらも挑戦したい」と意欲的だった。

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2016年10月4日のニュース