青木 来季もメジャー意欲 去就未定も日米2000安打あと35

[ 2016年10月4日 05:30 ]

ア・リーグ ( 2016年10月2日    シアトル )

マリナーズの青木(AP)
Photo By AP

 マリナーズの青木は来季もメジャーでプレーしたい考えを明かした。

 前日にプレーオフ出場の可能性が消滅。最終戦は欠場したが「今日はゆっくり見させてもらったけど、改めてメジャーでプレーできることが幸せだと感じた。(来季も)頑張ります」と語った。

 新天地での5年目は苦難に直面した。前半戦は不振でケガ以外では初のマイナー降格。メジャー復帰後は復調したが、今度はチーム事情で8月下旬に2度目の降格を味わった。それでも「何かを見つけ、パワーアップして帰ろうと思った」と腐ることはなかった。9月6日に再昇格し20試合で打率・371、3本塁打。最終的には5年連続で打率2割8分台をマークした。ジェリー・ディポトGMは「この2カ月の活躍は目覚ましかった。来季の構想に入れるべきと十分に思わせる働き」と評価したが、青木はマ軍との再契約には「分からない。他力になるので」と言葉を濁した。日米通算2000安打にはあと35本足りず。偶然にもマイナーでの安打数が35本と聞かされると「加算できないんですか?」と冗談を飛ばした。6年目を迎えるメジャーが達成の舞台となる。 (小林由加通信員)

続きを表示

2016年10月4日のニュース