ロッテ 下克上へ“全員角中”打線 ファウルで球数投げさせろ

[ 2016年10月4日 05:30 ]

ロッテの角中
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 ロッテ打線が全員「角中」になる。3位でCS進出するチームはQVCマリンで全体練習を行った。2年連続出場のポストシーズンはプレーオフ時代も含め過去5度経験し、最初のステージ突破率は100%。10年には「下克上」で3位からの日本一にも輝いた。

 伊東監督はCS突破のポイントを「打線」と明言。相手の先発投手を少しでも早く降板に追い込むため「相手投手に1球でも多く投げさせたい。2、3球で(ベンチに)帰ってきたら攻略できない。追い込まれてどれだけファウルで粘れるか」と話した。お手本はチーム内にいる。打率.339で首位打者がほぼ確定している角中だ。ファウル数も日本ハム・中島に次いで現在リーグ2位の515を記録。チーム全員が粘りの「角中スタイル」で、リーグ3位から日本一に輝いた10年以来の下克上を狙う。 (君島 圭介)

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2016年10月4日のニュース