ヒルマン、メイ、ローズ…巨人　お騒がせ助っ人たち

巨人のクルーズ
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　巨人は３日、ルイス・クルーズ内野手（３２）の出場選手登録を抹消した。８日からＤｅＮＡと対戦するクライマックスシリーズ（ＣＳ）ファーストステージ（東京ドーム）には出場できない。下半身に不安を抱えているものの、１日のレギュラーシーズン最終戦も出場しており、プレーに支障はなかった。関係者の話を総合すると、試合に臨む姿勢や練習態度など、チームの士気に関わる行動を問題視した首脳陣が決断したとみられる。

　≪巨人お騒がせ助っ人≫

　☆ヒルマン（９７年）ロッテでは２年間で２６勝も巨人に加入した同年は２試合６イニングを投げただけ。「小錦が乗っている感じ」と左肩の違和感を訴え続け、９８年は登板がないまま６月に解雇。

　☆ガルベス（９８年）７月３１日阪神戦で降板しベンチに戻る際、判定への不満から橘高球審にボールを投げつける。連盟から無期限、球団からシーズン終了までの出場停止と罰金２００万円を科せられた。

　☆メイ（００年）６月７日阪神戦で何度も打席を外した和田の顔を目掛けて投球。米国流の報復として狙ったと認めた。阪神に所属していた９９年は野村監督を批判する文書を公開して退団。

　☆ミセリ（０５年）抑えを期待されたが４試合で０勝２敗、防御率２３．６３の不振で、４月１９日に退団。直後に家族と浅草で人力車に乗り、観光を楽しんだ。

　☆ローズ（０５年）４月２６日のヤクルト戦で緩慢な守備を弘田コーチに指摘され激高し、つかみかかろうとした。「ジャイアンツ大嫌い」などと不満を爆発。８月に右肩の治療のため帰国し、そのまま退団。