早大 八木 2安打2打点で法大からの勝ち点奪取に貢献

[ 2016年9月12日 18:59 ]

<法大・早大>6回2死二、三塁 中前適時打を放つる早大・八木

東京六大学秋季リーグ戦第1週最終日 早大5―2法大

(9月12日 神宮)
 早大・八木健太郎外野手(3年)が先制打を含む2安打2打点の活躍で勝ち点奪取に貢献。リードオフマンの役割を果たし「勝負強い打者になりたいと目標に練習してきたので打てて良かった」と笑みがこぼれた。

 3回2死から先発左腕・小島が左中間二塁打で出塁。ここで八木は二塁手のグラブを弾いて中前へ抜ける先制打。「投手が打ってくれたので絶対に還さないとと気持ちで打ちました」。3―0の6回2死二、三塁でも中前適時打を放ち、貴重な追加点を挙げた。

 早実1年時に夏の甲子園で登板。同校では荒木大輔以来、30年ぶりに1年生投手としてマウンドを経験した。早実1年秋から投手兼外野手となり、早大では外野手一本で勝負。今年はレギュラーの座をつかみ、1番打者として奮闘中だ。

 昨冬から今秋ドラフト候補の石井主将とともにバットを振り込み「野球人生でこの1年が一番振りました。振るってこんなにきついんだと思いました」と厳しい練習が自信とつながっている。3連覇を目指した今春は5位で悔しさを味わった。今秋の開幕カードはこれで3試合連続マルチ安打をマークし「怖いですね。でも、自ずと結果はついてくると思う」と頼もしく言い切った。

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2016年9月12日のニュース