西武オーナー　後任監督は「現場に任せてある」　

　西武の後藤高志オーナーは１２日、東京都内で行われたオーナー会議終了後に取材に応じ、今季限りで退任の意向を固めている田辺徳雄監督の後任について「現場の人事はフロントに任せてある」と話すにとどめた。

　次期監督の候補として、球団ＯＢで前ソフトバンク監督の秋山幸二氏や潮崎哲也ヘッド兼投手コーチの内部昇格などを検討しているとみられる。

　２０１４年は５位、１５年は４位で今季もクライマックスシリーズ進出の可能性は厳しい状況で、リーグ優勝は０８年を最後に遠ざかっている。後藤オーナーは「プロである以上、ナンバーワンを目指すのは当然。それだけの戦力、選手はいると思う。もちろんドラフト、それ以外でも補強はしっかりしていきたい」と話した。