レアード弾空砲 先発の新人・加藤が誤算4回途中6失点

[ 2016年9月12日 05:30 ]

<楽・日>4回2死、レアードが左翼へソロアーチを放ち、川名コーチとタッチするがチャックは開いたまま・・・

パ・リーグ 日本ハム4-9楽天

(9月11日 コボスタ宮城)
 やはり、先発投手が崩れると苦しい展開になる。日本ハムは楽天打線に13安打を浴びて9失点。2引き分けを挟む連勝が3で止まり、今季初のマジックナンバー点灯を逃した日本ハムの栗山監督は「何とかしたかったが、こういうこともある。最少失点でついていかないと苦しくなるが、何とかならなかった」と振り返った。

 先発のルーキー加藤は初回に1点を先制してもらったが、その裏、1番・岡島、2番・ペレスの2者連続アーチで逆転された。4回は29歳の誕生日だったレアードがリーグトップを独走する36号ソロを放って同点としたが、直後に4失点。この回途中でKOされ「もう少し丁寧に投げればよかった」とうなだれた。

 その後も6回に登板した3番手・鍵谷が3失点。8回にリリーフした斎藤は3者凡退に抑えたが、流れを変えられなかった。ソフトバンクとは0・5ゲーム差で、残り15試合。「本当の勝負はここから。もうムチを入れているが、目いっぱい明日のことを考えず下向かずに行くしかない」。栗山監督は自らの言葉で気持ちを奮い立たせていた。(横市 勇)

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2016年9月12日のニュース