マエケン 援護なく6回3失点で9敗目…15勝目はお預け

[ 2016年9月12日 05:11 ]

汗をぬぐうドジャースの先発・前田

ナ・リーグ ドジャース0―3マーリンズ

(マイアミ)
 ドジャースの前田健太投手(28)が11日(日本時間12日)のマーリンズ戦に先発し、6回8安打3失点で9敗目。勝てば球団1年目選手では単独最多の15勝となったが、お預けとなった。

 マーリンズのイチロー外野手(42)とは4月に対戦して以来、日米通じて2度目の対決。前回は3打数無安打に抑えたが、今回は3打数1安打。

 初回には、先頭のゴードンに中前打を打たれるものの、イチローを投ゴロ併殺打に仕留めた。2、3回は三者凡退に抑える上々の立ち上がりだったが4回、1死からイチローにカウント2―2からスライダーを中前に運ばれた。さらにプラードに右前打、イエリチには中前打と連打を許しイチローが生還。さらにボアの右犠飛を挟みこの回5安打を集められ2失点した。

 5回には、イチローに2ストライクから大飛球を打たれるが右飛に抑えた。続く6回には左前打のブラードを塁に置き、イエリチの右前打に2失策が絡み、1失点。6回8安打3失点でマウンドを降りた。

 ドジャース打線はわずか3安打と前田を援護できず0―3で敗れた。

 前田とイチローとの対決は今季2度目。初対決では3打数無安打に抑え込むも、6回2/3を投げてメジャー自己ワーストの4失点。リードを守れずにメジャー初黒星を喫し、悔しい結果となっていた。

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2016年9月12日のニュース