巨人野球賭博事件 笠原被告ら引き込んだ胴元の利益は数百万円

[ 2016年7月14日 08:47 ]

 プロ野球巨人の野球賭博事件で、賭博開帳図利の疑いで逮捕された、いずれも胴元役で大学院生の松永成夫容疑者(40)と大石健太郎容疑者(26)が、賭博の運営で少なくとも計数百万円の利益を得ていたとみられることが13日、捜査関係者への取材で分かった。

 両容疑者が違法カジノで遊ぶなどして親交のあった元選手笠原将生被告(25)=公判中=と福田聡志元選手(32)を野球賭博の客に引き込んだとみられることも判明。

 警視庁組織犯罪対策4課は、両容疑者が管理する金融機関の口座の出入金記録を分析して賭け金の流れを精査するとともに、さまざまな賭け事を重ねる中で笠原被告らを勧誘したとみて、経緯を調べている。13日、同容疑で2人を送検した。

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2016年7月14日のニュース