【西東京】早実・清宮、サイクルならずも先制二塁打&2戦連発の高校通算52号

[ 2016年7月14日 14:00 ]

<早実・秋留台>1回2死、清宮は右中間ソロ

第98回全国高校野球選手権・西東京大会3回戦 早実24―0都秋留台

(7月14日 ダイワ八王子)
 早実の清宮幸太郎内野手(2年)が西東京大会3回戦の都秋留台戦(ダイワハウススタジアム八王子)に、10日の啓明学園との2回戦同様「3番・一塁」で先発出場。初回の第2打席で、高校通算52号となるソロ本塁打を放った。野村大樹内野手(1年)は「4番・三塁」で先発出場した。

 清宮は初回無死一、三塁からあと一歩で本塁打という中堅フェンス直撃の先制二塁打。続く野村は、なお無死二、三塁から左中間へ2点二塁打。初戦にアベック弾を放ったKN砲が初回から爆発した。

 さらに清宮は2死走者なしから、早くも第2打席に立つと、2試合連続、高校通算52号となるソロ本塁打。右中間席最深部への推定130メートル弾に、場内からはどよめきの声があがった。

 2回の2死三塁からの清宮の第3打席は右飛だった。18-0で迎えた3回1死三塁からの第4打席は右中間への適時三塁打。あと単打が出ればサイクル安打だったが、4回1死走者なしからの第5打席は四球とし、快挙達成はならなかった。

 先発投手は昨夏の甲子園で1年生ながら登板して4強入りに貢献した右腕・服部雅生投手(2年)が今大会初登板。試合は24-0で、早実が2試合連続で5回コールド勝ちし、4回戦進出を決めた。

 清宮は初戦となった啓明学園戦の第2打席、この試合のファーストスイングで右翼ポール際へ高校通算51号となるソロ本塁打を放つなど、チームの5回コールド勝ちに貢献。2年連続の甲子園出場へ好スタートを切っていた。

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